ふくさ≒Fukusa≒Japanese Gift cover

2014.12.20|ブランドマネージャーのブログ

こんにちは。
冬将軍がやって来て冬本番なんて言ってたのも束の間で
今日は12月20日。もうすぐそこに年末の足音がきこえる、
時間が経つのが恐ろしく早い師走でしょうか。
師走に限らず、時間というものは平等。
べつに恐れることはないのですが
2014年をしめくくるということで、
今年をちゃんとフィニッシュさせるために公私ともの振り返り、そして来年に向けての自分との約束。
そんな時間を咀嚼しながら過ごしたい日々です。

さて、ここ一週間の私は
人前でお話をする機会がとても多い日々でした。
京都精華大の学生様、こども新聞取材の小学生、地元の有志の皆様、そして朝活のクラスの一環。

私ひとりでも話すテーマは毎回違うものが求められます。
ふくさを知っている人もいれば知らない人もいます。
ふくさといえば日本の伝統的なものと思っておられる方、それよりさらに深いものを感じてくださっている方、
使い方だけではなく、なぜそれを持つのか
そもそもなぜ日本の習慣のひとつに根付いているのに
そんなに詳しく知らないのか。…など。

私はテーマが何であっても、相手が誰であっても、場所がどこであっても
時間が長かろうと短かろうと必ず軸にすることは

ふくさを英語で表現すると
「Japanese Gift cover」
であるということから
「贈る」の意味、
ふくさで「包む」ということが「包装」の役割ではなく
本来の「包む」に沿った行為とモノであること、
「包」の字形は「女性が身籠って胎内に胎児が宿っている形」が元になっており
包むことは包まれる物が持つ生命力を内に保ち、外からの邪気を防ぐ神聖な行為。
お守りや祝儀袋、熨斗などに見られる伝統的な包みの折り目正しさは、こうした神聖感に由来すること。
そして包まれた物には、そのもの以上の価値やパワーが宿るということ。

ここを頭に置きながら伝えたいと考えています。

色や形、ルールを学ぶのももちろんいいと思いますが
日頃の何気ない行動もそういった言葉と結びつき、
日々の暮らしの心地よさはそういうことから成り立つということも
感じ取っていただければ。

awase_fukusa02
年末年始はGiftのシーズン。
日本ではお歳暮やお年賀、お年玉の文化があります。
それと同じで海外には海外の贈る文化があります。

モノも習慣もシーズンも違う。
でも、万国共通なのは
「ものとこころをやさしくつつむ」というおもいやりですね。

寒い日々が続いていますが、このおもいやりで
気持ちがあたたかい年末年始となりますように。

BM 清原みどり