奏でる

2014.12.09|ブランドマネージャーのブログ

こんにちは。
師走に入り、滋賀も先週末から一気に冷たい風が木の葉を吹き飛ばし
北部では初雪が降り、いかにも寒そうな冬景色になりました。

「和奏」はわかなと読みます。
この名前を付けた時のことは
今でもはっきり覚えています。

その時はまず「日本製」とか「和の文化」に軸を
「置かなければならない」気がしていたので
まず頭文字は「和」だろうと勝手に思っていました。

和+〇
どう組み合わせよう?

いざ考えるととても難しかったです。
商品を作る前に名前を決めようとしたのも無謀でした(笑)

その時に、たまたま手にした
赤ちゃんの名づけ本がありました。

「子供の名前には何か願いがあるからいいヒントが見つかりそう」
と思いながら見ていると
「奏」という字が目に入りました。

和+奏か。なんか字体がキレイでいいな。

それだけです。

わかな、という響きがいいとか全然考えず。

最近になって、やっとこの名前が腑に落ちてきました。

和は「日本」という意味もありますが、
〇〇と〇〇の「と」という使い方もします。
中国語で。
「and」的役割です。

「奏」は思った以上に深い意味がありました。
もともと神の宿る木の枝、そして両手で物をささげて献上するという形で成り立ち
神に捧げるということを表した文字。
神事の前後には、奏楽(音楽をかなでること)が通例だったそうです。
演奏、奏でるはそこから来た言葉でもあります。
また、尊貴の人にものをいうことを上奏といい「もうしあげる・もうす」の意味もあります。
他に、「あつまる」という意味があり
水路が集まるところを湊(みなと)とも呼びます。

贈答は神聖なる人と人の節目の儀式です。
そして、きちんと想いを「伝える」ことが大切であり
人が集まってこそひとつのカタチを成す。

このブランドが皆様のそんな時に役立つものになるという願いを込めて。

和奏は私だけのブランドではなく
これから出会う人、そして今までお会いした人と一緒に育むブランドでありたいと思っています。

BM 清原みどり